テレビ界は五輪「やる前提」の雰囲気 古市憲寿氏、現場の変化明かす
社会学者の古市憲寿氏が6日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、東京五輪に対するテレビ界の雰囲気の変化を伝えた。
ダウンタウン・松本人志が五輪期間の「スケジュールが2つある」と開催されるバージョンと、されないバージョンがあることを告白した。古市氏は、放送内容が五輪に左右されやすい生の情報番組「めざまし8」のコメンテーターを務めている。MCの東野幸治が「(スケジュール調整が)大変でしょ」と尋ねると、古市氏は「何となくテレビの雰囲気って、最近(五輪が)あること前提に変わってきてる」と伝えた。
続けて「先月くらいまで、(開催、中止の)両論みたいな感じでたたいてる番組もあったけど、なんかもう、やる(開催する)こと前提で『選手が入ってきました』みたいな。雰囲気の変化は感じますよね」と肌感覚で違いを語った。松本は「双子なんじゃないかと思う」と五輪に対する切り替えの早さをチクリと指摘していた。