東京、大阪でワクチン大規模接種センターが開設、3カ月フル稼働で目標1割程度

 自衛隊が首都圏1都3県と関西3府県の高齢者を対象に運営する新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターが24日、東京と大阪に開設された。30日までは東京23区と大阪市の住民が接種を受ける。ワクチンは米モデルナ製。菅義偉首相は1日100万回接種、7月末までの接種完了を目指している。

 大規模接種センターの対象となる首都圏1都3県の高齢者は900万人、関西3府県は470万人。センターでの接種は1日当たり東京1万人、大阪5千人が最大想定で、3カ月間フル稼働したとしても、東京90万人、大阪45万人でいずれも1割程度。自衛隊を動員した効果は限定的と言えそうだ。初日は作業に慣れるため、東京約5千人、大阪約2500人に絞った。

 センターとは別にこの日、東京・両国国技館で接種会場が設置され、大相撲の錦島親方(元大関朝潮)や住民らが接種した。相撲関係者は親方や元親方の10人。特殊な長い注射針を使用したという。

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