上沼恵美子 田村正和さんは「妖精のような方でした」 40年前に“共演”舞台

 タレント・上沼恵美子が23日、読売テレビで放送された「上沼・高田のクギズケ!」に出演。4月3日に亡くなった俳優・田村正和さん(享年77)との思い出を振り返った。

 今月18日に訃報のニュースが飛び込んできた。その直後の収録だったこともあり、上沼は「もう私、ショックでしたね。ショックでした…。亡くなった、ってどういうことですか…というほど」と死を現実として受け止めることができなかったほどのショックを明かした。

 40年前、大阪の劇場で田村さんが当たり役「眠狂四郎」を座長として上演した際、歌謡ショーに出演し、「1カ月ご一緒させていただきました」という。当時、田村さんは37歳。「37歳から(亡くなる)77歳まで、あのまんま…、妖精のような方でした」と現実世界には実在しないと思えるほどの存在感だったことを伝えた。

 1カ月の公演中、中日(なかび)あたりで打ち上げがあった。田村さんは当時から人前で食事をしないことで知られており、料亭やレストランではなく、劇場に近い大阪市内のスナックで打ち上げが行われた。

 「ずーーっと、水割りを(飲んでらっしゃった)。ずーーっと姿勢、崩さないの。食べない、歌わない、飲むだけ。とにかくピーナッツ1つ食べない」と酒席でも決して“田村正和”というイメージを崩さずに振る舞い続けていたことを説明。「ずっと、ファンです」と告白していた。

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