さかなクンが兵庫県聖火ランナー辞退 緊急事態宣言中で「乗り越えていくのがまず一番すべきこと」

 兵庫県は21日、23日から予定されている同県の東京五輪聖火リレーのランナーに決まっていた東京海洋大学名誉博士でタレントのさかなクンが辞退したと発表した。

 さかなクンは、2013年から同県明石市のたこや魚をPRする「明石たこ大使」を務めており、当初は同市を走る予定だった。

 さかなクンは同日、自身の公式YouTubeで「コロナ禍で緊急事態宣言中ということがありまして、非常に楽しみにしていたのですが、叶うことができなくなってしまいました。すごく悔しいのですが、今は皆さまと共に感染対策をしっかりとして、乗り越えていくのがまず一番すべきことだと強く思っております」と、辞退の理由を説明した。

 兵庫県は緊急事態宣言の発出で、公道での聖火リレーを中止。23日は姫路市の姫路城でトーチキスのみを行い、24日は兵庫県丹波篠山市の篠山城跡でランナーが1人ずつ約20メートルずつ走る聖火リレーが予定されている。さかなクンは24日に参加予定だった。

 関ジャニ∞の安田章大(36)、2000年シドニー五輪柔道男子100キロ超級銀メダリストの篠原信一氏(48)も辞退した。

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