くっきー!に“虫の知らせ”2日前「ベルセルク」ネタ投稿#夢貫くって大変
「ベルセルク」などの代表作がある漫画家・三浦建太郎さんが6日に急性大動脈解離で亡くなったことが20日、分かった。54歳。白泉社が公式ツイッターなどで公表した。すでに葬儀、告別式は家族で執り行われたという。
三浦さんの死去が明らかになる2日前の18日、お笑いコンビ・野性爆弾のくっきー!は、自身のインスタグラムで「ベルセルク」のキャラクターになり切ったネタを披露していた。
くっきーは
#グリフィス 様
#こんときゃ泣いたね
#夢貫くって大変じゃん
#欲しいものを手に入れるって
#大変なんよなぁ
#ベルセルク
などとハッシュタグを添え、甲冑(かっちゅう)をかぶり、全身を包帯で巻かれた人物のイラストを掲載。甲冑の中にはくっきー自身の顔がはめ込まれている。
これは、「ベルセルク」の劇中で、主人公の剣士ガッツが所属していた「鷹の団」の団長グリフィスが、幽閉・拷問の末に再起不能になったことを自覚するシーン。「鷹の団」を離れて、剣士として力を付けたガッツを前に絶望のどん底に落とされる。その後の悲劇につながる場面だ。
偶然の“虫の知らせ”で掲載した「ベルセルク」ネタ。これにファンは「とりあえず三浦先生に謝ろう」などと突っ込んでいたが、20日になって「本当に残念でなりません。ご冥福をお祈りします。」泣き顔の絵文字とともに「三浦先生…」「三浦さん亡くなってくっきーのとこ来ました」「ご冥福をお祈りします。偶然ですね。」と三浦さんを悼むコメントが投稿されていた。