鳩山由紀夫氏、ドラゴン桜「詰め込みこそ真の教育」に異論「入試に役には立つが…」

 鳩山由紀夫元首相が16日、ツイッターを更新。この日TBS系で放送された日曜劇場「ドラゴン桜」について、「詰め込みこそ真の教育」と訴えた柳鉄之介の方針に異を唱えた。

 この日の「ドラゴン桜」では、前作にも登場した“数学の鬼”柳先生(品川徹)が登場。東大専科の生徒が数学が弱いと判明したことから、小学2年の問題を与え、徹底的に計算力を磨くように訴える。「うちらはそんなバカじゃないんだけど」と早瀬(南沙良)が口答えすると、柳先生は竹刀で一喝。「私の勉強法はスパルタだ」「徹底的に詰め込む。詰め込みこそ真の教育だ」と言い放ち、100問の計算を3分で解かせるプリントを徹底的にやらせる。

 鳩山氏はワクチン接種で混乱が起こっていることに「未曾有の現象を前にしてこの国の機能は麻痺している。知識の詰め込みでない教育の抜本改革が必要だ」と訴えていたが、その直後にこの「ドラゴン桜」を見たようで「知識の詰め込み教育が今日の政治行政の混乱を招いてると書いたら、ドラゴン桜で東大に入るために詰め込み教育をすると指導していた」と切り出した。

 そして「確かに今の大学入試には役に立つだろう」と理解も見せたが「ただ、そのような知識が変化の激しい時代に役に立つかは疑問だ。だから、むしろ大学入試のあり方が問われているのだ」との持論を展開していた。

 これに脳科学者の茂木健一郎氏も、鳩山氏の投稿をリツイートし「ですね」と同意していた。

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