SKE荒井優希 東京女子でプロレスデビュー「ぐあーっ!」敗戦も気合で魅了

 伊藤麻希(左)に必殺技「Finally」を決めるSKE48・荒井優希=後楽園ホール(撮影・出月俊成)
ロープ越しに締め上げられるSKE48・荒井優希=後楽園ホール(撮影・出月俊成)
伊藤麻希(右)の「伊藤デラックス」で敗れたSKE48・荒井優希=後楽園ホール(撮影・出月俊成)
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 SKE48の荒井優希(22)が4日、東京女子プロレス後楽園ホール大会に参戦した。渡辺未詩(21)とタッグを組み、伊藤麻希(25)・遠藤有栖(23)組に挑んだが、プロレスデビュー星はならず。「悔しい」と唇をかみつつ「プロレスが楽しいという気持ちになれた」と前を向いた。

 戦いざまはアイドルの姿ではなかった。鋭く相手をにらみ、首をホールドされても「ぐあーっ!」と絶叫しながら耐えた。最後は固め技「伊藤デラックス」の前にギブアップしたが、必殺のかかと落としを決めるなど見せ場も披露。戦前、その実力を懐疑的に見ていた伊藤に「プロレスラーとして認めました」と言わしめた。

 前日は不安に陥り、SKEを卒業したばかりの松井珠理奈(24)に電話。「デビュー戦だからすべてが完璧にはできないよ」と助言を受けたといい「落ち着いて過ごせました」と感謝した。次戦は6月6日のさいたまスーパーアリーナ大会が決定。自らのかかと落としを「Finally」と名付け「今日よりも成長した姿を見せたい」と力を込めた。

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