吉村知事「大阪産ワクチン進行中」も海外での大規模治験が壁…TVで明かす

 大阪府の吉村洋文知事が4日、MBS「よんチャンTV」(月~金曜、後3・40~7・00)に生出演。大学、医療機関も含め“オール大阪”で進めている新型コロナウイルスの“大阪産ワクチン”について、「海外での大規模治験」の壁にぶちあたっていることを明かした。

 番組では、「去年の段階では(2021年)9月の実用化を目指すと言っていたが、至っていない」と指摘された。吉村知事は「大阪産のワクチン、現在進行中です。確かに遅れているところはあります」と話し、「今、国内で500人の治験が3月に終わりました」と有効性、安全性、使い方を最終的に確認する第3相試験(治験)が終了したことを説明。今後は「海外での大規模治験の必要性」を国と議論している段階だと伝えた。

 今年中に海外での大規模治験をやるべきとの流れになっているというが、「海外で現実に(ファイザーやモデルナなどの)ワクチンが広がってきている。世界にこれだけ(現実に打てる)ワクチンがある中で、どこまで(海外での大規模治験が)できるんだろうか、という詰めの議論になっている」と世界中にワクチンが広がっている今、ワクチンの大規模治験が海外で実施できるのか、という壁にぶちあたっていることを明かした。

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