永野芽郁「凶暴な私はこの作品でしか見られない」 OL抗争映画で新境地
女優・永野芽郁(21)が4日、東京・花園神社で行われた主演映画「地獄の花園」(5月21日公開)大ヒット祈願イベントに共演の菜々緒(32)と出席した。
同作はタレント・バカリズム(45)の脚本で、日本中のOLがヤンキーばりの抗争を繰り広げるコメディー。永野は“普通OL”直子役。会社にカリスマヤンキー・蘭(広瀬アリス)が中途採用でやってきてから全国のOLに狙われることになる。
2人とも脚本家・バカリズムへの強い信頼感を語った。永野は「バカリさん脚本と聞いて、脚本を読まずともやりたいと話していました。自分が置いていかれないように、どうしたらおもしろくなるかなと考えてやってましたね」と話した。菜々緒も「よくわからない安心感で脚本読ませていただいた」と笑った。
大きい声を出すのは苦手だという永野にとって、暴言を吐き、蹴り飛ばすなど荒れた役は新境地。「凶暴な私はこの作品でしか見られないと思うので、今までの自分とは全然違う自分をお見せできたなと思う」と自信を見せた。
演じる時も苦労したようで「つば吐くシーンも、監督に全然吐けてないと言われて、だって吐いたことないもん!」と叫んでいた。
コーンローのヘアスタイルが特徴の“悪魔OL”役を演じた菜々緒は「回想シーンがあるんですけど、数十秒のために1時間かけてコーンローをやり直したので、まばたきせずにじっくり見てほしい。ほんとに芸術だなと思いました」と見どころを語った。
悪魔らしく、メークもがっつりアイラインをひくなど強烈。「最初にメークされた時にすごい不安だったんですけど、周りを見てこれじゃ弱いんだと思って、自分からも案を出させていただいた。予告を見た友達から連絡が来て反応はすごかったです」と明かした。