ヒガシ マッチ退所の仕方に疑問 新長男として苦言「すごく薄っぺらく感じる」

 少年隊の東山紀之(54)が2日、メーンキャスターを務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(日曜、前5・50)に生出演し、4月30日をもってジャニーズ事務所を退所した歌手・近藤真彦(56)に辛らつな言葉を投げかけた。新たに事務所の長男となった東山は終始険しい表情で「退所の仕方に大きな疑問が残っている」「退所のコメントも、すごく薄っぺらく感じる」と失望感をあらわにした。

 番組で近藤の退所の話題を伝えると、東山は「僕自身、今回の退所の仕方っていうことに大きな疑問が残っている」と切り出し、「後輩たちにもファンの人たちにも何の説明もなかったので、それは説明をしたくなかったのか、することができなかったのか、それともこれからするのか」と厳しい口調で言葉を連ねた。

 4月30日に事務所を通じて発表された近藤の談話では、退所の決断に至った経緯や詳細には触れられていなかった。東山は「僕らはたくさんのファン、スタッフに支えられている。それに向き合うことは礼儀のひとつ」と指摘。「マッチさんのために自分を犠牲にして助けてきたスタッフの方をたくさん知ってるので、その人たちの思いをマッチさんはどう受け取ってるのか。そのことを考えると、今回の退所のコメントも、すごく薄っぺらく感じる」と辛らつな言葉を投げかけた。

 近藤は昨年11月、一般女性との不倫が一部で報じられ、無期限で活動を自粛。東山は当時、同番組で「事務所の中でも世の中的にも、年を経て責任っていうのが変わってくる。その責任を果たしていない」と苦言を呈し「果たしていかなければいけないものを見せるべき立場。マッチさんがどう見せてくれるのかという期待があります」と話していた。

 しかし今回、十分な“責任”が語られないまま退所を選んだと受け止めたようだ。自らの思いが伝わらなかった歯がゆさ、失望感が、異例のコメントにつながったとみられる。

 それでも、長年慕い続けてきた先輩だけに「退所という選択が正しかったんだってことを今後の生きざまで示していただきたい」と願った東山。今後は自身が“長男”となるが「年齢的には一番(上)になりますけど、後輩たちはみんなエンターテインメントに真摯に向き合ってるので、お互いに高めていきたい」と共に歩んでいく覚悟を示した。

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