タレントの岡本夏生がイベントで、タレント・ふかわりょうから押し倒され３回キスをされたとして、ふかわに１円の損害賠償を求める訴訟の判決が２７日、東京地裁であり、ふかわに同額の賠償が命じられたことを受け、ふかわが所属するワタナベエンターテインメントが２８日、判決について公式ＨＰでコメントを発表。謝罪した。

　岡本側は、１６年４月に共演したトークイベントで、ふかわから押し倒されるなどして無理やり３回キスされたなどとして、ふかわに１円の損害賠償を求め民事提訴。東京地裁が２７日、ふかわに同額の賠償を命じる判決を言い渡していた。

　岡本は２０１６年３月までふかわがＭＣを務めるＴＯＫＹＯ　ＭＸ「５時に夢中！」の火曜レギュラーを務めていた。しかし、１６年３月２９日で電撃降板。当時、唯一のレギュラー番組で、プロデューサーから契約終了を告げられたのは２週間前の３月１５日だったといい、岡本はブログで「最後に突然、あっけなく終わっちまったしね」としこりを感じさせる書き込みをしていた。

　ふかわとのイベントは４月に３日間連続で予定されていたが、岡本が当日までふかわとの連絡を取らず、ふかわ側が初日（４月１１日）になって、急遽、イベントの中止を発表するなどドタバタとなった。２日目、３日目は代役をたてて開催された。

　岡本は同年５月２日、イベントを開催し、ふかわとのイベントでの騒動を土下座謝罪。「信頼関係はなくなった」とふかわを非難していた。