フジドラマ「イチケイ」主題歌「WGB」=「和楽器バンド」だった 鈴華ゆう子思い明かす

 フジテレビ系ドラマ「イチケイのカラス」(月曜、後9・00)の主題歌「Starlight」を歌うナゾのアーティスト「WGB」の正体が、和テイストの8人組「和楽器バンド」であることが25日、分かった。WGBは名前以外の情報が全く公開されておらず、SNSで話題になっていた。和楽器バンドとしても初の月9主題歌で、ボーカルの鈴華ゆう子(年齢非公表)がデイリースポーツに、別名義に込めた思いを明かした。楽曲の発売は未定。

 今月5日の初回放送で曲が解禁されたが、アーティスト情報はエンドロールの「主題歌 Starlight/WGB」という表記のみ。“素顔”を隠したままで月9を彩るミステリアスな存在が、ベールを脱いだ。

 鈴華は別名義の狙いを「バンド名自体が私たちを象徴し、印象づけている。ドラマのためにできた曲なので、先入観なく聞いてほしくて、初の試みで名前を伏せました」と説明。ドラマ制作側とも協議して決めたという。

 和楽器バンドの略称にもなる「WGB」の名義は、海外ファンになじみやすそうなこともあり、今後は従来の“日本語名”との併用を予定している。

 名前通り、和楽器バンドは尺八や津軽三味線など和の音色が特徴的だが、今回はデジタル音を多用。鈴華も歌唱法で取り入れている詩吟の「節調」を封印し、あえてらしさを消した。メンバーの町屋が脚本を読んで作詞作曲。「イチケイ-」は東京地裁の刑事裁判官を描いており、黒木華(31)演じるヒロインの堅物裁判官・坂間千鶴の、心の動きが歌詞に落とし込まれた。

 月9初起用に、鈴華は「月9にハマって育てられた世代。ドラマで流れているのを聞いて、達成感がありました」と胸を張った。

 WGBの正体を巡っては、SNSで推理合戦がぼっ発。CMで歌声を披露した経験がある黒木説も挙がったが、「大好きな女優さんですが、私とは声が違うよなって思ってました。意外と気付かないんだなと、世間の反応を楽しんでました」と、“覆面唱”を堪能していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス