専門家が警告「クリスマス直前の値と同じで『感染爆発前夜』」 コロナ感染拡大
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」が23日、新型コロナの新規感染者が全国的に急拡大していると伝え、日本医科大学特任教授・北村義浩氏は「第3波の時になぞらえるとクリスマス直前の値と同じで、『感染爆発前夜』に相当する値」と、ゴールデンウイークを控えて警鐘を鳴らした。
番組では、22日の新規感染者が2日連続の5000人超えとなる5499人で、福井、三重、奈良、大分が過去最多、東京、埼玉、神奈川、京都で緊急事態宣言後最多となったことを伝えた。
この状況に、北村氏は「首都圏でかなり多くなってきたが、この数字を第3波の時になぞらえるとクリスマス直前の値と同じで、埼玉も東京も神奈川も千葉も、だいたいそのぐらい。そこからクリスマスのパーティー、年末の忘年会があり、1月の初旬には大きな山がやってきた。本当に『感染爆発前夜』に相当する値」と指摘。
「しかも全く事情は一緒で、クリスマス、忘年会の代わりにゴールデンウイークが控えている。我々、学習したということであれば、しっかり抑え込むっていうのは非常に理論的に合ってると思います」と、3度目の緊急事態宣言が25日から5月11日の期間に発令される予定であることを評価した。
キャスター・羽鳥慎一も「改めて、ゴールデンウイークはお出かけするチャンスじゃなくて、お出かけしなくてもいいチャンスっていうことですね。学校休み、会社も休みの人も多い」と、うなずいていた。