吉村知事「大変申し訳ございませんが、ご理解を」 緊急宣言要請で投稿
大阪府の吉村洋文知事が19日、公式ツイッターを更新し、政府に緊急事態宣言の要請を判断したことを伝えた。
「本日でまん延防止から2週間。効果見極めの時期となり、倍化速度は下げつつも、昨日は少ない日曜で1220名の過去最多。感染状況、また医療逼迫が極めて厳しい状況にあり、緊急事態宣言の要請を判断しました。」と説明。「社会経済活動の制約をお願いせざるを得ず、大変申し訳ございませんが、ご理解お願い致します。」と記した。
吉村知事は19日午前、府庁で囲み会見に応じ、「きのう(18日)の数字を見て判断しました。現状、感染拡大を抑えられている状況にはない。医療態勢も極めて厳しい」と当初、19日以降のまん延防止等重点措置の効果を見極めるとしていたが、4月第4週の感染者数の推移を見極める前に判断した。
大阪府では、18日時点で、重症者が286人となり、確保している重症病床248床を上回り、軽症・中等症患者受け入れ病院で重症化した42人が、転院せずにそのまま治療を継続している。