女優・川口春奈（２６）が１７日、オンラインで開かれたＴＢＳ系の主演ドラマ「着飾る恋には理由があって」（２０日スタート。火曜、後１０・００）の製作会見に出席した。放送が３日後に迫り、「皆さんがどう思ってくれるんだろうというのは気になる。ドキドキワクワクしています」と心境を打ち明けた。

　ドラマは、着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン（川口）が、価値観の違う人々とひとつ屋根の下で暮らす中で鎧（よろい）を脱ぎ捨てていく姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。昨年、社会現象となった同局系連ドラ「恋はつづくよどこまでも」を手掛けた金子ありさ氏が脚本を手掛ける。

　川口は２月まで放送されたＮＨＫ大河ドラマ「麒麟（きりん）がくる」で織田信長の正妻・帰蝶（濃姫）役を好演し、大きく評価を上げた。今作では“着飾る女”として少し背伸びしつつも、頑張り屋な主人公を演じ、「一生懸命なところを泥くさくやりたいなと」とアピールした。

　また、ヒロインとルームシェアをするミニマリスト役の横浜流星（２４）は「監督からは三枚目で、（明石家）さんまさんや大泉（洋）さん路線でやってほしいと言われて」と明かし、「楽しくできるようになってきた。僕自身が明るくないので、もっともっと向き合っていきたい」と新境地開拓に意気込んだ。