菅首相 ホワイトハウスで日米首脳会談「ジョー」「ヨッシー」で関係強調

 菅義偉首相は16日(日本時間17日)、バイデン米大統領と米ホワイトハウスで初めて対面で会談した。両首脳は「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」と明記した共同声明を発表した。

 日米首脳の共同文書での台湾言及は、冷戦期の1969年の佐藤栄作首相とニクソン大統領の会談以来で、中国の覇権主義的な動きを抑止する狙い。新疆ウイグル自治区や香港の人権状況には「深刻な懸念」を表明した。

 就任後初の対面首脳会談を二重マスク姿でこなしたバイデン氏は共同記者会見で「新型コロナに気を付けているが、面と向かって話すことに勝るものはない」と、直接顔を合わせることの重要性を強調。菅氏を「ヨシ」、「ヨッシー」と呼び、菅氏は終始緊張した面持ちながらも「ジョーとさらに協力を深めていくことを楽しみにしている」と応じた。

 会談は全体で2時間半。会見後にバイデン氏は菅氏の肩を軽くたたき、ねぎらった。

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