寄席のトリは「鉄道スライドショー」鉄道好き落語家が神戸喜楽館で「鉄道ウイーク」

 「鉄道ウイーク」開催を発表した桂しん吉(手前左)、桂梅團治(同右)と(後列左から)神戸電鉄・森部弘起氏、山陽電鉄・新矢英孝氏、阪急電鉄・武知辰也氏=神戸新開地・喜楽館
 「鉄道ウイーク」開催を発表した桂しん吉(手前左)、桂梅團治(同右)と(後列左から)神戸電鉄・森部弘起氏、山陽電鉄・新矢英孝氏、阪急電鉄・武知辰也氏=神戸新開地・喜楽館
2枚

 落語家の桂梅團治(63)と桂しん吉(42)が16日、神戸市の神戸新開地・喜楽館で会見。昨年2月に続き、5月10日から16日まで同所の昼席(午後2時開演)で「鉄道ウイーク」を開催することを発表した。2人をはじめとした上方落語の鉄道好きが集結。梅團治は「1週間通して、鉄道の新作落語を必ず1席はやる」と明かした。

 寄席の“トリ”は「鉄道スライドショー」が務める。梅團治は「去年は兵庫県内を走っている車両でスライドショーをやりながらトークした。今年は最近なくなった車両や、まもなく運転終了するだろう車両にスポットをあててスライドで楽しみたい」と目を輝かせた。時間を“危ぐ”する声に、しん吉は「昼席は“一般の方”もいらっしゃる。時間内に収まる予定」とした。

 蒸気機関車にはまった中学時代から、休憩を挟んで50年来の“撮り鉄(鉄道関連の撮影好き)”という梅團治は、撮影旅行やカメラ購入で短期間に最高100万円ほど使ったことがあるという。乗車好きの“乗り鉄”から最近10年は撮影に目覚めた自称“やや撮り鉄”のしん吉は「(鉄道の地元の人にしか話が通じないという)発想を逆にして、知らない人に知ってもらう“教育”をしたり」と笑った。

 新作落語は“鉄道ネタ”しか創りたくないという2人。約1時間の会見中、話が尽きることはなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス