奔放な春団治役の西川忠志、父・きよしのヤンチャ暴露「母が何度も家で泣いてるの見た」
女優の藤山直美(62)、タレントの西川きよし(74)、長男で吉本新喜劇の西川忠志(52)が12日、大阪市内で行われた舞台「おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~」(5月21日~6月6日、大阪・松竹座。7月3~26日、東京・新橋演舞場)の製作発表に出席した。
藤山は、吉本新喜劇の西川忠志(52)演じる初代桂春団治の破天荒な人生を支えた姉・おあき役。きょうだいの父親を実際の忠志の父である西川きよし(74)が演じる。
奔放な人生を送った春団治を演じる忠志は、きよしのヤンチャ時代を暴露。「母(ヘレン)が何度も家で泣いているのを見た。父が通っていた北新地のクラブに小学生のときに足を運び、父が入れてるボトルに『これ以上、母さんを泣かさないで』と書いた」と打ち明け、父に冷や汗をかかせた。
同様に“豪快”だった寛美さんを父にもつ藤山が「私も同じような経験をしてます。ジュニア(忠志)も私も環境はそう。役作りというより、自然と出てくる身に覚えのある行動がある」と口にすると、きよしが「春団治を僕にやらせてくれませんか」と名乗り出て笑わせた。
また、2017年に乳がんを患った藤山は「検査は何カ月に1回でいいといわれているが、毎月行ってる。何かあったときに迷惑がかかるので。長く生きさせてもらって、(芸名でなく)本名に戻ったときの自分も静かに味わっていきたい」と現状と思いを明かした。