インパルス・板倉 初脚本&演出舞台で出演者の“懐柔策”思案「豚汁を作ろうかな」
インパルス・板倉俊之(43)が7日、都内で舞台「蟻地獄」(6月4日~10日、東京・よみうり大手町ホール)の製作発表会見に出席した。
自身が12年に発表した、闇社会を舞台にしたノンストップサスペンス小説の舞台化。初めて脚本、演出を手がける。コロナ禍で昨年予定していた公演が中止に。復活公演が決定し「成功させたいと思っております」と意気込んだ。
厳しい姿勢で臨むのか、優しく接するのか、演出家として「スタンスが定まっていない」と苦笑すると、セリフ量が膨大とあって「一番危惧しているのが『台本をせっかく覚えたのに切るんかい!」って(手直しして)陰口を言われるのが怖い」と出演者の反応に戦々恐々。関係性を築くためには差し入れが効果があるとし「一番は豚汁だと思う。陰口がひどくなってきた時に、豚汁を作ろうかな」と“懐柔策”を明かして、場を和ませた。
会見には主演の高橋祐理(20)、共演の乃木坂46・向井葉月(21)、天野浩成(42)、山口大地(32)も出席した。