お笑いコンビ、ＴＫＯの木本武宏（４９）が４日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」（日曜、前１１・４０）に出演し、後輩芸人への暴行疑惑で事務所をやめた相方の木下隆行（４９）とコンビ別れについて聞かれ、「うーん」とうなった。

　木本は「このあいだ、１年ぶりに」と木下と久しぶりに再会したことを明かした。「何をしゃべるわけでもない。生存確認」と長年連れ添っただけに無理に会話をする必要はない様子。お互いに１０分くらい近況報告をしたあと、木本は「帰るのもアレで。ネタ合わせしました」と明かして共演者の驚きを誘った。

　ＭＣの上沼恵美子が「コンビ別れはしないわけですね」と尋ねると、木本「うーん…」とうなって即答せず。「今はしてないんですけど、実質、コンビとしての活動はできてないです」と現状は別れていないが、２人そろっての仕事はしていないと述べた。

　上沼は、木下が起こした騒動について幻滅を感じたかなどと問うた。木本は「もちろん、最初のころは腹立ちましたし、後輩にペットボトルを投げた翌日に『悪かった』って謝っていればこんなことにはならなかった」と初期対応のまずさを指摘。「やってしまったことをとがめてもしかたないから、その後、何でこういことができなかったというのは言ってきましたんで」と複雑な胸中を述べた。