DA PUMP・DAICHI 4月末で脱退 引退へ…持病のヘルニアが悪化
7人組ダンス&ボーカルグループ、DA PUMPのメンバー、DAICHI(32)が1日、公式ホームページで、30日付でグループからの脱退と所属事務所ライジングプロとの契約終了、芸能活動引退を発表した。
長年の持病であるヘルニアが悪化し、パフォーマンスを続けることが困難と、本人から申し出があったとしている。「これまで協議を重ねてまいりましたが、本人の意思を尊重した」という。
DAICHIは「長年治療をしてきましたが、納得がいくパフォーマンスが出来なくなっていることを年々感じ、悩んできました。僕にとってDA PUMPは自分の原点であり憧れでもあります」と悔しい思いを吐露した。
DA PUMPは1997年にデビュー。DAICHIは2009年に加入した。18年には「U.S.A.」のヒットで人気が再燃。18、19年にはNHK「紅白歌合戦」に出場した。
DAICHIはグループ最年少メンバーで、マスコット的な人気があった。栃木県出身で県の観光大使も務めている。
所属事務所によれば4月末日までに収録を行った番組等については、5月中旬頃までの放送を予定。新曲「Dream on the street」のリリースイベントやプロモーションに関しても参加するという。
リーダーのISSAは「自分の納得いく動きが出来ないとの判断で卒業することになりました。13年間苦楽を共にしてきた1人であるDAICHIはチームの末っ子ながらムードメーカーでもあり、いつもファンの皆様のことを想いパフォーマンスしてきました。度重なるメンバー全員での話し合いの末、送り出してあげようという結論に至りました」とコメントした。