「俺の家」世阿弥マシンの悲劇予見 少数ファンが見抜いた危険な「伏線」とは?

 長瀬智也主演、宮藤官九郎脚本のTBSドラマ「俺の家の話」が26日に最終回を迎えた。人間国宝の能楽宗家・観山寿三郎(西田敏行)を介護するため、プロレスラー・ブリザード寿となり家を出ていた息子寿一(長瀬)が帰ってきた家族の物語は、最終回、視聴者を驚かせるまさかの軌跡をたどった。

 寿一が正体を隠して扮したレスラー・スーパー世阿弥マシンに起こった悲劇。予想すらできなかった衝撃の物語展開となったが、ネット上では少数ながら、前週の第9話時点で、寿一を心配し、悲劇を予見するツイートがあった。

 寿一の年越し試合の相手の名前が「ホセ・カルロス・ゴンザレス・サンホセjr.」とあったことがその端緒。

 ドラマで、寿一(=ブリザード寿)はブルーザー・ブロディに憧れてデビューしたと描かれたが、そのブルーザー・ブロディが落命する原因となったレスラーが「ホセ・ゴンザレス」。ドラマでこの名前を念頭にしたとみられる「ホセ・カルロス・ゴンザレス-」が対戦相手として登場したことから、プロレスファンが、危険な試合になるのではと反応した。

 その視点で見れば、寿一の年齢と、ブルーザー・ブロディの没年が42歳であることや、第9話終盤に、間違えて寿一の戒名が考案されたことや、第9話ラストで出撃するスーパー世阿弥マシンの背中を、寿一が腕を組んで見つめている演出が、どれも悲劇への伏線ではないかと指摘された。

 ネット上ではこの週末「泣いた」「そうきたか」「神回」「いいドラマだった」と最終回の結末に感動するコメントが相次いでいる。

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