「俺の家」すごかった最終回 西田敏行が凄まじすぎた
長瀬智也主演、宮藤官九郎脚本のTBSドラマ「俺の家の話」が26日に最終回を迎えた。余命宣告された人間国宝の能楽宗家・観山寿三郎(西田敏行)を介護するため、プロレスラーになり家を出ていた息子寿一(長瀬)が帰ってきた家族の物語は、最終回、視聴者を驚かせるまさかの軌跡をたどった。
ネット上ではこの週末「泣いた」「そうきたか」「神回」「いいドラマだった」と、感動のコメントが相次いでいる。演技派が集って本領発揮した中でも、意表を突く形で進行した最終回、長瀬の熱演をリードした西田の卓越した演技に、「今更ながら」と感嘆するコメントが続いている。
最終回の大半は父・寿三郎の視点で描かれ、認知症の影が忍び寄る中、現実が理解できずに戸惑い、しかし自分の中でゆっくりと受け止めていく様子を、感情豊かに演じた。
誰もいない場所に向かって「会いたいから、出てきちゃったのか…」「褒めたら…終わっちゃうから…」と、幻と会話して涙を流した。
視聴者からは「西田敏行の演技が忘れられないほど凄まじい」「名優なのは百も承知してたけど凄まじかった」「今更ながら、西田敏行さんってスゴイ」「みんな演技上手だったけど西田さんは圧倒的」「西田敏行の演技力が人間国宝レベル」と拍手を送るコメントが集まっている。