瑛人 能舞台で熱唱も、歌詞飛び「ごめん、間違えた。もう一回…」
シンガー・ソングライターの瑛人(23)と、4人組バンド・flumpoolの山村隆太(36)、阪井一生(36)が21日、大阪市の大槻能楽堂で、大阪府文化創出事業として行われたアコースティックライブ「春の謡会」を行った。
1935年(昭和10)に造られた能舞台で、Jポップが演奏されるのは初。鏡板の老松とともにスポットライトで照らされた瑛人は、代表曲「香水」など6曲を熱唱。和の舞台に「ドルチェ&ガッバーナ」の歌声が響き渡った。
能舞台にダブルピースで登場するなど、いつものノリを崩さなかった瑛人だが、バラード曲「リットン」の歌唱中に歌詞が飛び「あ、ごめん。間違えた。もう一回、すみません、もう一回…」と手を合わせてやり直しを懇願。歴史ある能楽堂が笑いに包まれた。
山村、阪井とコブクロの「桜」をコラボした瑛人は「能楽の歴史ある舞台を踏めることに感謝を!と思い、失礼のないようにとステージに立った」と感動ひとしお。歌い直しについては「ふだんは歌詞が飛ぶことはない。ギターがいい音を出して“気持ちいいっ”となって上を向いてしまい、歌詞を忘れた」と釈明していた。
