丸川大臣、五輪ブタ演出案騒動に憤り「まったく不適切で、あってはならない」
丸川珠代五輪相(50)が19日、閣議後の定例会見を行った。東京五輪・パラリンピック式典演出の責任者であるクリエイティブディレクターの佐々木宏総合統括が1年前に五輪開会式で女性タレントの渡辺直美さんをブタに例え、侮辱ととられかねない演出を提案していたことが判明し辞任した問題について、言及した。
「LINE上のやりとりの内容は全く不適切なもので、あってはならない発言をなさった。その場で撤回なさっていたということだが、小池都知事がおっしゃっていたように、コロナ禍を乗り越えて開かれる東京五輪が開会式で世界に何を発信するかというタイミング。やりとりの中でこういう構想がされていたのなら残念」と、憤った。
その上で「新体制ではぜひ前向きで希望に溢れたメッセージを、大会の重要なテーマである多様性と調和についても、五輪の開会式から伝える内容にしていただきたい」と、要望した。