勘九郎、朝ドラに「嗚咽」するほど涙…「面会室シーンは未来永劫語りつがれる」
歌舞伎俳優の中村勘九郎が19日、NHK「あさイチ」に生出演。冒頭、涙を浮かべ鼻水を流し、朝ドラ受けを行った。
この日の朝ドラ「おちょやん」は、警察に捕まった父・テルヲ(トータス松本)へ千代(杉咲花)が面会。亡き母の写真を突きつけ「お母ちゃんに謝り。うちはアンタを許すことは絶対にできん。でもお母ちゃんだけは許してくれるかもわからへん」と迫りテルヲは号泣。千代も涙をこらえ「しぶといだけがあんたの取り柄やろ!どんなえげつない手を使っても、うちにもういっぺんお父ちゃんと呼ばせてみ!」「しっかりせえ!」と叱りつける。結果的にこれが父娘最後の対面となってしまう。
これを見ていた勘九郎は、「あさイチ」冒頭、目を潤ませて登場。「朝ドラ、この一週間泣きっぱなしだったんですが…」というとティッシュで鼻をぬぐい、「本当にね、ごめんなさい」と詫び「面会室のシーンは未来永劫語り継がれるシーンではないでしょうか」との思いを語った。
すると華丸大吉の大吉が「真横で、嗚咽をもらすほど…」と勘九郎の様子を暴露してしまい、華丸も「堪えてはいたものの…」というと、勘九郎は大照れ。大吉は勘九郎の泣きっぷりに「大丈夫かな、この後本番だし…」とさえ思ったといい、勘九郎は「本当に…やめましょう」と泣き笑っていた。