登山家の野口健氏が１８日、ツイッターを更新。東京五輪・パラリンピックの開閉会式の責任者である佐々木宏氏が、女性の容姿を侮蔑するような演出を提案していたと報じられた問題に「狂気の沙汰と表現した方がいい程にあり得ない発言」と猛批判した。

　佐々木氏は文春オンラインで、タレントの渡辺直美の容姿をブタに例える演出プランを演出担当チームのグループＬＩＮＥに送信し、批判を受けて撤回したと報じられている。佐々木氏自身も「心から反省して、ご本人、そして、このような内容でご不快になられた方々に、心からお詫び申し上げます」などの謝罪文を発表している。

　この記事を添付した野口氏は「ブラックジョークのつもりだったのか、それとも真剣に考えた上でのアイデアであったのか」と切り出し「いずれにせよ、論外だが仮に後者の方であれば、常軌を逸している」と厳しい言葉で批判。

　だが直後に「訂正あり」として「『常軌を逸している』というよりもむしろ『狂気の沙汰』と表現した方がいい程にあり得ない発言」と更に厳しい言葉で批判した。「仮にこの案が通り実現していたらと思うとゾッとする」ともつぶやき「個人的には森さんの発言よりもはるかに驚きあきれ果てた」と投稿していた。