ファンモン 一夜限りで8年ぶり再結成 東北の空の下で「あとひとつ」など熱唱

 節目の10年を迎えた11日、アーティストたちは各地で復興を願うパフォーマンスを行った。2013年に解散したFUNKY MONKEY BABYSは、生放送されたTBS系「音楽の日」(後7・00)で一夜限りとなる8年ぶりの再結成。プロ野球・楽天の本拠地である楽天生命パーク宮城から、ヒット曲「あとひとつ」など3曲を熱唱した。

 ファンモンが、節目の夜に仙台で再び歌声を響かせた。リーダーのファンキー加藤(42)は「3人そろいました。東北の空の下で、精いっぱい歌わせていただきます」と力を込め、熱唱を届けた。

 11年6月には、岩手県内3カ所で復興支援ライブを開催した。13年にDJケミカル(38)が実家の寺を継ぐため解散したが、一夜限りの復活。加藤は「風化させてはいけない。3人そろうことでお手伝いがちょっとでもできれば」と説明した。

 8年ぶりに日本球界に復帰した楽天・田中将大投手(32)も、静岡から生中継で出演。「あとひとつ」のシングルCDのジャケットに起用されてMVに出演し、登場曲にも使用していた。

 楽天が日本一に輝いた13年の日本シリーズ第7戦では球場全体が大合唱。被災地の希望の曲となった。メジャーでの7年間、登板前にはその映像を見て気持ちを高めていたことを明かし「かけがえのない曲」と話した田中投手は、復活したファンモンのパフォーマンスに「すごく感激しました。胸にくるものがありました」と笑顔。

 ファンモンは「ありがとう」、「ちっぽけな勇気」も含めて3曲を披露。加藤は「東北のみなさ~ん、届いてますか~」、「拳の中に無限の可能性が秘められていることを忘れないでください!」などと呼びかけ。最後は「東北の空の下で歌うことができて本当に幸せでした」と目を潤ませた。

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