ファンモン 一夜限り再結成 東日本大震災から10年、楽天本拠地でマー君と共演
2013年に解散したFUNKY MONKEY BABYSが、11日放送のTBS系「音楽の日」(後7・00)で8年ぶりに再結成することが8日、分かった。東日本大震災から10年の節目に一夜限りの再結成を果たし、プロ野球・東北楽天イーグルスの本拠地・楽天生命パーク宮城から生歌唱。8年ぶりに日本球界に復帰した同球団の田中将大投手(32)と共演する。
東京・八王子出身の3人で04年に結成されたファンモンは、11年の震災時にトラックをステージにして岩手県の陸前高田市、山田町、宮古市を回るなど、複数の復興支援ライブを開催。13年にDJケミカル(38)が実家の寺を継ぐため、これまで通りの音楽活動が困難として解散した。
代表曲「あとひとつ」(10年)のシングルCDのジャケットに起用した田中投手は、楽天が日本一に輝いた13年に9回の登板曲として同曲を使用。頂点を極めた日本シリーズ最終戦9回のマウンドに田中投手が登る際ファンが大合唱するなど、東北を元気づけた。
数か月前からのオファーを熟慮し、決断したリーダーのファンキー加藤(42)は「被災された方や、全国に今でも僕たち3人の歌を求めてくれる方がいるなら、その想いにしっかり寄り添える音楽を。3月11日、歌わせていただきます」と気合が入る。
震災をきっかけに「音楽の力で日本を元気に!」とスタートした「音楽の日」。当日は「あとひとつ」など3曲を夜空に響かせる。
