「オルタネート」最初の投票から高評価「青春のモヤモヤ書けている」

 作家としても活躍するNEWSの加藤シゲアキ(33)が2日、最新長編小説「オルタネート」で「吉川英治文学新人賞」を受賞した。この日、都内で行われた「吉川英治文学賞」選考会を経て、記者会見で発表された。その年に優秀な小説を発表した作家の中から、最も将来性ある新人作家に贈呈される賞で、アイドル初の快挙。武田綾乃氏(28)の「愛されなくても別に」との同時受賞となった。

 選考会はこの日、伊集院静、大沢在昌、恩田陸、京極夏彦、重松清の選考委員5氏が集まり、午後3時から約2時間行われた。記者会見では重松氏が選考経緯を説明。「オルタネート」が最初の投票から高く評価されていたことを明かし、「青春小説ですが、非常に清新さがあり、ある選考委員の言葉をお借りすれば、書かずにはいられないものを一番感じた。青春のモヤモヤしたものを一番よく書けている」と、受賞理由を述べた。

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