昨年、当日棄権のマユリカがリベンジ誓うも出番トップに ytv漫才新人賞決定戦

 「第10回ytv漫才新人賞決定戦」の出番順で1番を引いたマユリカの阪本(中央左)とぼう然とする相方・中谷(中央右)。ほかの出場者は大喜び=大阪・読売テレビ
「第10回ytv漫才新人賞決定戦」に出場する紅しょうがの熊元プロレス(左)と稲田=大阪・読売テレビ
「第10回ytv漫才新人賞決定戦」に出場する(下段左から)マユリカ・阪本、同・中谷、タチマチ・安達、同・胡内、紅しょうが・熊元プロレス、同・稲田、(上段左から)たくろう・赤木裕、同・きむらバンド、隣人・仲邑遊直、同・橋本市民球場、コウテイ・下田真生、同・九条ジョー=大阪・読売テレビ
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 関西で活動する芸歴10年目以内の若手によって争われる「第10回ytv漫才新人賞決定戦」(28日、後3・00)の会見が8日、大阪市の同局で行われ、(1)マユリカ、(2)コウテイ、(3)紅しょうが、(4)隣人、(5)たくろう、(6)タチマチ(抽選による出番順)の出場6組が参加した。

 マユリカがリベンジを誓った。新型コロナウイルスの影響で8月に行われた昨年も決定戦に進みながら、中谷(31)が大会当日にコロナ濃厚接触者疑いとなり、急きょ棄権。同期のビスケットブラザーズが優勝に輝いた。放送を見ていると、「6位 マユリカ 0点」と表示されており、相方の阪本(31)は「あれが嫌だった」と顔をしかめた。

 その後、2人はおはらいをしてもらったが、直後に阪本が自転車の盗難に遭い、中谷は50万円をかけた歯のインプラント手術に失敗するなど不運は変わらず。阪本は前回大会からここまでを「地獄でした」と振り返った。

 その分、中谷が「優勝しか狙ってない」と宣言。しかし、ネタ順抽選で最初に登場した阪本が引いたのは、一般的に不利といわれる1番。ほかの出場者から歓声が上がり、「もう無理や」と落ち込む阪本を、中谷は「前回ビスケット-はトップから優勝してるから」となだめていた。

 なお、優勝賞金は100万円。

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