桂文枝 亡き真由美夫人の名前が電話トップ 悩み抱えるも「かけることできない」
1月24日に妻・真由美さん、25日に母・治子さんを相次いで亡くした落語家・桂文枝が3日、「なんとなく」と題してブログを更新。「外に出たくなって弟子と出ました。頭悩ませることがいっぱいあって」という文枝は、「電話のトップに真由美の名前があるけど、かけることはもちろん出来ないし、消せないし」と告白。生前なら相談できたはずの妻の死に、改めて無念さを募らせた。
そして「こんな時に創作の意欲は湧いてこないし、今までやったたくさんの古典の中から宿屋仇をやってみようかなぁ。たわいない旅の話」と明かしたで、「1番初めに師匠(5代目・桂文枝)にならったのは煮売屋だった。短いけど、この話で結構師匠にしごかれました」と当時のことを喫茶店でぼんやり回想したと記した。
周囲には気丈に振る舞い、旅立った2人のためにも芸道への精進を誓った文枝だが、文体からは大きな心の穴が感じられる。
文枝は昨年12月23日を最後に1度はブログを休止した。訃報後初となる1月31日の高座のマクラで、亡き2人への思いを涙ぐみながら明かした後の2月2日に再開。「あまりにも寂しさが、だんだん心の周りを取り巻いてしめつけてくるので、今度は気が向いた時に気楽にやってみようとブログをはじめました」と41日ぶりの執筆を報告した。
