加藤シゲアキ「執筆活動が固まってきた1年」 波乱の20年度を回顧

 NEWSの加藤シゲアキ(33)が2日、NHKドラマ「六畳間のピアノマン」(2月6日~27日の全4話。土曜、後9・00。27日のみ後9・10)の会見をオンラインで行い、最新長編小説「オルタネート」の各賞ノミネートなど作家としても大きく飛躍した1年を振り返った。

 元同僚の事故死を心に抱え、パワハラが常態化した職場で葛藤する青年役で第1話を主演する。「自分が変わるために大胆な行動を起こす主人公の姿に共鳴した」と役柄への思いを語り「何かを変えるには行動が伴う。僕も作家を志した時、このままではどうにもならないと思い、事務所のえらい人に電話をかけて思いを伝えたのが始まり」と振り返った。

 この冬は「オルタネート」が「第164回直木賞」、「2021年本屋大賞」、「第42回吉川英治文学新人賞」にノミネートされるなど作家活動で大きな注目を集めた。本年度を「激動の1年。昨年4月が変換期だった」と振り返った。

 昨春は舞台「染、色」の脚本担当や絵本読み聞かせ配信など新たな挑戦をした。「執筆活動が固まってきた1年。そろそろ加藤の本を読んでみようかなというのがあったのでは」と手応えを口にした。

 一方で昨年6月に手越祐也(33)のNEWS脱退、同11月は自身の新型コロナウイルス罹患(りかん)など波乱も。「グループの形が変わったりコロナにかかったり。いいことも悪いこともあるが、それがタレントのだいご味。この仕事が好きなんだと実感した1年だった」とかみ締めた。

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