三遊亭とむ 仕事激減でUber配達員も…春に第2子予定「弱音吐いてる場合じゃ」

 落語家の三遊亭とむ(37)が1日、4日発売となる「宙跳ぶ落語家 三遊亭とむ」(著者=松垣透)の発売記念オンライン会見を開いた。独創的な落語家として活動する自身の半生を紹介する作品。ラジオ番組で共演する笑福亭鶴瓶(69)からは「『宙跳ぶ前に世に羽ばたけ』って、いつも言われます(笑い)」と激励を受けたという。「正直、最初は落語の“ら”の字も知らなかった。これまでの経緯が赤裸々に語られています。この本を読んだ方に、少しでも勇気を与えられることができれば」と語った。

 公演ではワイヤーアクションを用いた「スーパー落語」という、新しい落語のスタイルで観客を魅了する三遊亭とむ。「落研(落語研究会)から、落語に向き合ってきた人には勝てない。そんなときにスーパー歌舞伎ならぬ、スーパー落語をやってみようと。いざ、ワイヤーアクションを取り入れてみると、ジャニーズってすごいなって思いました」と苦笑した。

 昨年はコロナ禍により仕事が激減。3月には第二子も誕生予定だ。時にはUberEatsの配達員をし、副業で家計を支えた。「第何波まで続くのか分からないし、やりたいことができない状況。それでも、もう一人産まれてくるから、弱音を吐いてる場合じゃない」と前を向いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス