松丸亮吾、亡き母が遺品に残した思い「約束を守れた」

 タレントで謎解きクリエーターの松丸亮吾が27日に放送された、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、亡くなった母・順子さんとの約束について語った。

 現在、東大工学部に在籍する松丸は、父・悟さん、長男でメンタリストのDaiGo、次男でシステムエンジニアの彗吾さん、三男で調香師の怜吾さんという男所帯。この日は、実際にテストで間違えた問題を貼り付けるなどした母・順子さんの手作りの勉強ノートを紹介した。

 松丸は高校時代、DaiGoと比較されるのが嫌で、親に反抗し、口をきかなかった。その頃、順子さんが、乳がんになり、さらに肺にも転移していた。最後の時間を過ごすために自宅療養となったが、当時、松丸は「自宅にいるくらい良くなったんだ」と思っていたという。

 反抗期だったため、自宅の病室にいた順子さんと顔を会わせることもほとんどなかった。ある時、悟さんから「きょうが最後だから部屋に入りなさい」と言われ、危篤状態となっていた順子さんとようやく面会した。

 兄弟全員が集まった時に順子さんは一瞬だけ意識を取り戻した。松丸は「反抗し続けてごめんなさい」と言葉にならないほど謝ったという。「中学時代にいっぱい見てくれた勉強の感謝も言えてないし、産んでくれたことも、ありがとうも全然言えなかった」と振り返った。

 きちんと感謝を伝えられなかったことが「ずっと後悔」だった。その後、遺品整理で順子さんの手記を見つけ、その最後のページに書かれた「頑張れたら、亮吾が東大に行くところを見届けたかった」という言葉を目にした。当時は学年300人中298位だったが、母の思いを胸に猛勉強して3カ月後には7位に。その後、東大に合格した。最後は「人から『すごいね』と言われるたびに『ぼくじゃない、母親が残してくれたものがぼくをこんなに大きくしてくれた』って」と思いを吐露。「1個、約束を守れたかな」と変わらぬ感謝の思いを明かしていた。

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