カズレーザー 政治家は変わらないと断言「おじいちゃんおばあちゃんの集団が…」

 フジテレビ系「とくダネ!」が29日、国会や自民党の会議での「密」状態を取り上げた。専門家からは多くの“ダメ出し”が出たが、コメンテーターのメイプル超合金・カズレーザーは「行動はすぐには…多分変わらないと思います」と断言した。

 28日の衆院予算委では、野党から19日に行われた自民党のコロナ対策会議に100人ほどが出席し「すごい密」になっていたことをどう思うかと、菅義偉首相に質問。首相が「マスクや3密対策は徹底しているが、結果として人数が多くなった」などと説明する場面があった。

 番組では、その衆院予算委自体も、狭い部屋に多くの議員があまり間隔を空けずに座り、多くのヤジが飛び交っていた様子も映像で伝えた。

 これらの映像を、昭和大学医学部客員教授・二木芳人氏が解説。平井卓也IT担当大臣が何度もマスクを下げている映像には「お立場を考えられて、公の場所に出られるときは意識していただくことが大事」と注意を促し、大きな声のヤジには「議論が熱くなると大きいお声も出るでしょうが、マスクをしていても飛沫は結構飛ぶでしょうね。気になります」。

 入退室時の出入り口の密集状態にも「かなり密になる。会話をかわされながら、ボディータッチも結構されている。私たち飛行機に乗り降りする時なんかも分散で後列、中列、前列ぐらいで分かれるが、少しずつ退席される方がいいんじゃないかと思います」と提案。議員同士の距離が近い座席配置にも「狭い部屋にこれだけの人が入られるというのは、やはり気になる。古い建物ですからなかなか換気が上手くいかない場面もあると思う」と問題視した。

 今後、政治家の行動は変わってくると思うかと意見を求められたカズレーザーは「行動はすぐには…多分変わらないと思います」と断言。続けて「国会法っていうのは74年前に作られた法律で、その頃リモートなんて概念が全くない状況の法律が今の行動の論拠になっている以上、昨日の今日ですぐに変わることはない。最初に誰が変えるんだっていう中で、上が変えないわけじゃないですか。一番高齢者でリスクがある、言ったらおじいちゃん、おばあちゃんの集団なわけで、その人たちが集まっちゃおうとなったら、それは変えられないですよね」と、力説していた。

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