千原ジュニア 井岡のタトゥー問題「入れ墨とタトゥーは違うような」

 千原ジュニアが26日深夜に読売テレビで放送された「にけつッ!!」(火曜、深夜0・54)に出演。昨年大みそかに開催されたWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔の防衛戦でのタトゥー問題について語った。

 熱烈なボクシングファンで知られるジュニアは、この試合のテレビ中継にゲストで参加していた。日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、入れ墨を露出させた井岡と所属ジムの木谷卓也会長を厳重処分としている。

 ジュニアは「タトゥー、これはね…、でもまあ、大筋ルールがあって」とルールへの理解は示した上で、「(タトゥー)入ってない時の井岡さんも知ってるし、入っていきはって…、そこにはいろんな覚悟があって。世界的な、社会的な流れもあるし、JBCもどうするんだ、と。入れ墨=和彫(わぼり)とタトゥーは違うような気もするしな。井岡選手の覚悟もあるよね。これでダメなら俺、アメリカ行って(ボクシング)やるよ、ってのもあるし」と井岡がタトゥーに込めた思いに触れながらコメント。

 格闘技好きで知られるケンドーコバヤシも「(タトゥーについては)だいぶ認識も変わってる。入れれるようにしたらええのにね。(海外の選手のタトゥーでは)自分と奥さんキスしてたりね」と例を挙げ、「やっぱりパートナーの名前入れるのって心配。何起こるか分からないじゃないですか、人生って。パートナーとキスしてるタトゥーなんか、イジりようがないですもんね、そのあと」と苦笑。これにはジュニアも「なんとかイジるとして、似てる人と再婚するとか?!」と笑わせていた。

 なおJBCは、厳重処分とした理由を「入れ墨を隠す塗布物がはがれ落ち、左腕の入れ墨が露出したまま試合を続行した」と説明。JBCルール95条第2号では「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないと定められているが、JBCは慣例で入れ墨を隠す処置をすれば出場を認めていた。

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