玉川徹氏 石原伸晃議員は無症状即入院の理由「明らかにされる必要ある」

 テレビ朝日の玉川徹氏が25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、自民党の石原伸晃議員が新型コロナに感染し、無症状ながら既往症があるため即入院となったことに、入院できた理由を「明らかにされる必要はあると思う」と語った。

 番組では、石原伸晃議員が22日に新型コロナに感染したことを受け、月曜コメンテーターで伸晃議員の実弟である俳優の石原良純にコメントを求めた。

 良純は、伸晃議員と電話で話をしたといい、世の中に議員だから即入院できたのではないか?という声があることに「既往症がある」と説明し「命の不安、誰にもある中でそれをどう判断するか」とコメント。「伸晃議員にいろいろ思う人がいるとは思うが、命の危険を感じた時にどう行動をとるかは、なってみないと分からない」などと語っていた。

 玉川氏は「感染が分かって入院されていること自体どうこう言うことはない」としたが、「一方で、不公平感はある」とも指摘。「多くの人が感染して、症状があっても入院できない中で、なぜすぐに入院ができたのかって事は、石原伸晃さん、テレビをご覧になっていると思うが、(入院できた理由を)明らかにされる必要はあると、僕は思う」と語った。

 さらに、伸晃議員は無症状でPCR検査を受け、陽性が発覚したことから「無症状で検査をしたから国会で広まらなかった側面はある」「無症状の感染者を見つけて隔離するのが有効と実感されたと思う」と推察。

 そして「ならばそれを変える立場にいらっしゃる自民党重鎮。多くの人が無症状でも検査すれば分かって広がらないこと、入院ができないなら手厚いケアができるように、自らの責任で国民全員にできるようにしてくださいと言いたい」と強く訴えていた。

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