元RADWIMPS「脳梗塞で右半身不随」「ホームレス」 波乱の半生明かす

 元RADWIMPSのギタリスト、齊木祐介さん(35)が21日深夜に放送されたテレビ東京「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演。脳梗塞で右半身不随になったことなど、波乱の半生を明かした。

 2001年、中学2年の時に同級生だった野田洋次郎らとRADWIMPSを結成。命名したのは野田。作詞作曲もすべて野田が手がけており、当時から群を抜いた才能だったという。「(野田さんを)初めて見たのは中学2年の時。学園祭で『夜空ノムコウ』を弾き語りしてた。一番光ってた」と明かした。

 高2の時、インディーズでデビュー。シングル1枚、アルバム1枚を発売したが、齊木さんはほかのバンドを掛け持ちしており、高校卒業後に映像の専門学校へ。03年、19歳の時にRADWIMPSを脱退した。

 20歳の時には元ザ・ブルーハーツのドラムの梶原徹也と2人でバンドを組んでいたが、22歳の時、イベントの現場で、脳梗塞で倒れた。「ああああー、ってなっちゃって。そのまま半年間、右半身不随。何もできないし、しゃべれないし」と振り返った。後遺症については「ほぼないですね。軽く(手に)あるぐらい」と微笑んだ。

 その後、音楽の会社を経営したが、倒産。ホームレスとなった。「ホームレスでした。代々木公園とかに住んでました」と告白。「今も家ないです」と1日1000円未満で泊まれるようなホステルのようなホテルを転々とする生活をしているという。

 齊木さんは現在、渋谷で、汁なし担々麺専門店を営んでいる。

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