山口二郎教授 今の自民党に政権刷新は期待できない
山口二郎法政大学教授が21日までにツイッターに投稿。米国でバイデン大統領が就任したことに鑑み、日本政治について言及。「今の自民党で、政権刷新は期待できない」と投稿した。
山口教授は「アメリカは一応悪夢から覚めた」とトランプ氏の退任についてツイート。「日本はいまだに悪夢の中。新聞では菅下ろしの言葉が躍るが、首相は自分からやめると言い出さない限り、引きずりおろすのは極めて難しい。まして、派閥が脆弱化し、政争の経験を持たない政治家が圧倒的多数を占める今の自民党で、政権刷新は期待できない」と望み薄であると記した。
また、山口教授は国会での菅首相の答弁についても触れ、「東京オリンピックについて、プランBは用意していないのかという枝野代表の質問に対して、菅首相はまともに答えず。いろいろな仮定を考えてそれぞれについてシナリオを描くことがすぐれた政治家のすること」と指摘した。