テレ朝玉川氏 減らない人出に「利己主義に基づけばこういう行動になる」
テレビ朝日の玉川徹氏が18日、同局系の生番組「モーニングショー」に出演し、緊急事態宣言が出されたものの、前回の緊急事態宣言の時ほどには人出が減らないことについての見解を述べた。
玉川氏は「この病気(新型コロナウイルス感染症)、かかると-後遺症とかがあるというのがどこまで届いているかは分からないですけど-命に関わるかどうかっていうその1点で見ると、高齢者に関しては、かかったら命に関わると思ってる。だから高齢者なんかは外出なんかも、そういうふうな意味で言えば控えるわけですね。だけど、20代の人にとってみれば、命に関わることはない、というふうに思えば、表に出るのも大丈夫だろうというふうなことになってしまう」と、感染の影響が大きい人、小さい人によって外出への考えが違ってくると解説した。
さらに「ある程度肝になるところは分かってる。利己主義に基づけば、こういう行動になると思うんですね、僕は。結果的には」と冷静に指摘。
「外出を止めさせようと思ったら、それこそ罰則をっていう海外みたいな話が出てきかねないんですけども、外出を規制したら確かにみんな外出しなくなるかもしれないですけど、そうすると飲食店は全部つぶれますよ。そういう意味で言うと、副作用も大きいわけですね、そういうふうなことに対して。だとすると、今採っていない拡大検査っていうふうなことが、まだ採れる手段だってことにどうしても行き着いてしまう」と、まだ打てる手はあるとしていた。