笠井アナ「病室にもWi-Fiを!」コロナで見舞い制限、孤独痛感…「国の政策で」

 元フジテレビの笠井信輔アナウンサーが14日、ブログを更新し、「病室にもWi-Fiを!」と訴えた。笠井アナは悪性リンパ腫のため19年12月から20年4月まで入院、治療した経験を持つ。

 笠井アナは現在、新型コロナの影響で家族や友人が病院にお見舞いにくることが難しくなっていることを挙げ、自身も家族が自由にこられたのは「最初の1カ月だけ」だと振り返った。

 その後の3カ月は「本当に孤独を感じて、具合が悪くなってしまいそうでした」とも明かし、「そんな私を救ってくれたのは、インターネットでつながった知人や家族、SNS上の名前も顔も知らない皆さんです」とつづった。

 笠井アナの入院病棟は時間限定で有線でインターネットに接続できたという。夜は通信料がかかるものの、スマホで友人らとテレビ電話を楽しみ「そして、YouTubeを見てたくさん笑って免疫力を上げました」と振り返り「もし病室にインターネットの環境がなかったら自分はどうなっていたか考えるだけでも恐ろしくなります」とも投稿。

 その経験を踏まえ「コロナの時代になって、入院患者の心の安定のため、早い病状の回復のためには、病室で無料でWi-Fiが接続できるような状況にする必要があると強く考えます」と訴えた。

 笠井アナの体験では病院ではWi-Fiは職員は使えるが患者は使えないという病院が多いと感じているといい「病院経営がコロナで苦しくなっている事は知っています。しかしわずかな費用で数多くの入院患者の心の安定が得られるならば、国の政策としてそれを進めた方が良いと私も考えます」との考えを示していた。

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