杉咲花の好演&関西言葉に絶賛の声続々…NHK朝ドラ「おちょやん」ええやん

 NHK大阪放送局が14日、制作する女優・杉咲花(23)主演の連続テレビ小説「おちょやん」(総合、前8・00ほか)に関して、視聴者から「これぞ泣き笑い」「1カ月で映画を2本見ているようだ」など、好意的な意見が多数寄せられていると明らかにした。

 ドラマは昨年11月30日にスタートし、「松竹新喜劇」で喜劇女優として人気を博した浪花千栄子さんをモデルに、明治の末から戦後を駆け抜けるヒロインの物語。

 SNSなどで好演が話題となっているヒロイン竹井千代役の杉咲の演技について、「関西言葉のうまさ、テンポのいい会話、それだけで15分間テレビに引き込まれます」「杉咲さんは天才。完ぺきな関西言葉、胸を打つ演技、かわいらしい表情で無理ない庶民的な役柄を演じられている」などの声が届いているという。東京出身の杉咲は朝ドラ出演にあたり、約1年間、方言練習も積んだ。

 撮影が続いている大阪にも新型コロナウイルス感染拡大に伴い緊急事態宣言が発令されたことを受け、同局は行動指針に基づき、より一層安全管理を徹底すると発表。ここまで「おちょやん」の撮影は順調に進んでいるとしており、未発表の放送終了時期の発表は「収録状況を見て」とした。

 【ここまでのあらすじ】

 明治の末、竹井千代(杉咲花)は大阪・南河内の貧しい家に生まれる。父テルヲ(トータス松本)は仕事もせず飲んだくれ。千代は小学校にも満足に通えず、9歳の時に道頓堀の芝居茶屋「岡安」に女中奉公に出される。そこで華やかな芝居の世界を目にし、女優にあこがれを抱く。

 千代の前に8年後、父親が現れ、借金返済のため、千代を別の店に奉公に出そうとし、女将シズ(篠原涼子)ら芝居茶屋の人たちが協力して千代を逃す。

 千代は京都にたどり着き、店に住み込みで働きながら、劇団・山村千鳥一座の試験に合格したが、待っていたのは厳しい山村千鳥(若村麻由美)の世話役。客不足の一座は、反対する千鳥抜きで子供に人気の「正チャンの冒険」の上演を目指すが、直前に主役が負傷し、千代に代役が回ってくる。見かねた千鳥が千代に徹夜で稽古を付け、舞台は何とか成功するが、千鳥が一座を解散すると言い出し…。

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