菅総理の「次の日程」にネットも疑問の声 蓮舫議員「記者会見はその程度、ということ」
菅義偉総理が13日、会見を開き、緊急事態宣言を11都府県に拡大することを発表した。会見は午後7時から行われたが、記者からの手が挙がっているにも関わらず「次の日程がある」との理由で打ち切られたことに、野党議員はもちろん、ネットでも疑問の声が上がっている。
会見では司会者が「次の日程がある」ことを理由に、まだ手を挙げている記者がいるにも関わらず会見を終了。メールで送ればのちほど菅総理から書面で回答するとの説明もあった。
だが、ネットでは「次の日程って会見より大事な仕事ってこと?」「これ以上大事な日程ないだろう」「質問全部受けろよ」という声や、会見場の記者に対し「会場の記者も黙ってないでせめて『会食ですか?』ぐらいすかさずぶん投げて欲しかった」との声も。
また共産党の小池晃議員はツイッターで「よほど大事な『次の日程』かと思えば、『藤井健志官房副長官補、吉田学新型コロナウイルス感染症対策推進室長、厚生労働省の樽見英樹事務次官、福島靖正医務技官』との面会でした。記者会見の前に会うか、少し遅らせればいいだけ」と投稿。
立憲民主党の蓮舫議員も「会見を40分ほどで切り上げるほどの『次がある』日程は、前回同様、官僚との会議、そして帰宅です。菅総理はその会議も、帰宅時間もズラせなかったということ、です…。記者会見はその程度、ということでしょうか。質問がなくなるまで続ける意思はない、と」と皮肉った。