志らく 菅総理会見に「不安」も…“要請”と“働きかけ”違いも「分からない」
落語家の立川志らくが8日、TBS系「グッとラック!」で、1都3県に緊急事態宣言を発出した菅義偉総理の会見について「力強さがないから見ていて不安だった」との思いを明かした。
番組では、前日に発出された緊急事態宣言について特集。飲食店には夜8時までに時短“要請”、イベントなどは収容率50%か5000人以下、夜8時までの時短を“働きかける”としたことに、志らくは「要請と働きかけの区別が、意味がわからない。どっちが強いのか弱いのかもわからない。なぜ働きかけの言葉を持ってきたんだろう」とまずは内容に疑問を呈した。
そして、菅総理の会見の様子についても「ちゃんと言いました。1カ月でありとあらゆる手でと。でもありとあらゆる手が見えてこない。前回よりも緩いから」と不安もにじませた。
さらに「こんな時だからこそ、原稿を見ないで、アメリカの政治家みたいにカメラ目線で国民に訴えかけないとついていかないですよ」ともコメント。「平時なら菅総理のようなタイプがいても問題ないが、有事だから。仕事を失う人、自ら命を絶ってしまう人が出てくるような状況で、原稿を読むんではなく、カメラ目線で『オレがなんとかするからついてきてくれ』と。そのぐらいの訴えでやらないと」とも語った。
そして「力強さがないから見ていて不安だった」と正直な思いも述べていた。