小沢氏、首都圏に緊急事態宣言検討の菅首相に苦言「最悪の後手後手。全てが足りない」

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が4日、公式ツイッターに新規投稿。菅義偉首相がこの日、年頭の会見で、東京都と埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県を対象に緊急事態宣言の再発令を検討すると表明したことを受け、「最悪の後手後手。医療支援、補償、検査、全てが足りない」と苦言を呈した。

 小沢氏は「最悪の後手後手」と切り出し、「どこが『日本モデルで克服した』なのか。収束後のはずのGoToに血眼になり、感染を全国に拡大させ、結果として経済も追い込むことになった」と指摘。「医療支援、補償、検査、全てが足りない。なぜわからないのか」と訴えた。

 菅首相は「感染対策、水際対策、医療体制、ワクチンの早期接種」の4点で強力な対策を講じると強調。水際対策では、中国や韓国などとのビジネス往来を認めていることについて「相手国の国内で変異種が発見された際には即時停止する」と説明し、今夏延期も開催が懸念されている東京五輪・パラリンピックは「実現するとの決意で準備を進める」とした。

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