橋下徹氏 全国の知事に「残念」GoTo停止「声を上げず全部菅さんに押しつけてる」
元大阪府知事の橋下徹弁護士が26日に放送された「胸いっぱいサミット!怒りの総決算2時間SP」に出演。新型コロナウイルス第3波対策でGoTo事業の一斉停止が決まったことに関連し、全国の知事の責任逃れ体質を指摘した。
「残念だったのが、全国知事会がこの間の会議を開いた時、(GoTo停止を)自分たち(の自治体)でやらせてくれ、責任を負うと言わず、菅さんが一斉停止をかけるまで知事たちはだんまりを決め込む」と、停止判断を自ら言い出さず、菅義偉首相の発言を待っていたことを残念がった。
その理由を推察し「自分たちが停止と言うと観光業界から文句を言われる、自分たちがGoToをやると言えばメディアにたたかれるから」と説明。「大阪と北海道くらいがGoToをやめろと声を上げていたくらい。こういう知事たちに権限や財源を与えて大丈夫かなとちょっと心配。声を上げないで全部、菅さんに押しつけちゃってるところがある」と、守りに入る知事の体質を問題視した。
MCのますだおかだ・増田英彦が「GoToをやめてくれと言う声はあったんでしょう?」と尋ねると「求める知事はいても声を上げない」と苦言した。
東国原英夫は「12月13日に西村さんが菅さんと話し合ってGoToを一斉停止を決めた。その後、17日に知事会がGoTo停止してくださいと意見をとりまとめた。決まったことに後付けで知事が一斉に止めてくださいと出している。これは知事たちのパフォーマンス。県民に、僕はやったよと。でも先に決まってたことなんです」と、GoTo事業の一斉停止に絡む知事たちの思惑を指摘した。
