アンジャ渡部ボロボロ会見 年末特番、復帰…絶対に答えられない 謝罪も残った矛盾

 痛恨の表情で会見する渡部建=都内(撮影・高石航平) 
 会見開始直後(右)と終盤。髪も乱れ涙と汗でぐしゃぐしゃに
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 複数女性との不倫問題で芸能活動を自粛しているお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(48)が3日、都内で約1時間40分にわたって会見し、騒動を謝罪した。仕事復帰は念頭になく、先に謝罪をしたかったと強調。一方で、先月18日に行われた日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の大みそか特番「絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時」の収録参加については「お答えできません」と事実上、認めた形に。矛盾を残した“不実会見”となった。

 騒動から半年を経て、ようやく謝罪会見が開かれた。

 渡部は不倫について報道内容を全面的に認め、ファンや関係者、相方の児嶋一哉(48)や妻の女優・佐々木希(32)への謝罪を繰り返した。だが、会見の意図について発した言葉には、重大な矛盾が含まれていた。

 半年にわたり会見を開かなかった理由については、騒動後の6月下旬に週刊文春のインタビューに答え、謝罪したことをもって「収束に向かうと思った」と答えた。だが、「笑ってはいけない-」の収録に参加したことが報じられたことで、ネットを中心に猛バッシングが発生。「昨今の報道を受けまして、一日も早くやった方がいいなと」と緊急会見の理由を明かした。

 その上で、この日の会見が仕事復帰を念頭に置いたものではないことを強調し、「まずは世間の皆さまに謝りたい」と何度も繰り返した。

 だが、既に収録に参加、仕事に復帰している事実については「放送前の番組のことなので、自分の口からはお答えできません」と、事実上は認めながらも“大人の事情”で口を開かず。「大きな矛盾があると思うんですけど…」と、とめどなく流れる汗をぬぐった。

 その後も、報道陣から「復帰の前にまずは謝罪」発言の矛盾をついた質問が続いたが、その度に「申し訳ございません。僕の口からは申し上げられません」と同様の回答に終始。一部で報じられた、今週末の情報番組への出演は「それはないです」と否定したが、収録への参加を否定することはできなかった。

 現実としての仕事復帰については、あくまで白紙であると主張し、「また再度話し合って決める。オファーがあってのことなので」と神妙だった。

 オファーが来た場合は、活動を再開したいという意欲は示した。だが、今回の会見を受けた世間の反応次第では、「笑ってはいけない-」の収録シーンがお蔵入りとなる可能性も浮上しており、前途は多難な状況だ。

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