新語流行語発表 年間大賞は「3密」 トップテンには鬼滅、あつ森も…

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急記者会見した東京都の小池百合子知事=3月15日
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 今年の「ユーキャン新語流行語大賞」が1日、発表され、年間大賞は「3密」に決まった。すでに30語がノミネートされており、その中から「3密」を含むトップテンが選出された。

 新型コロナが流行した世相を反映し、トップテンには「アベノマスク」「オンライン○○」「Go To キャンペーン」「3密」などの言葉がランクイン。その中でも小池百合子都知事が会見で連呼していた「3密」が年間大賞となった。

 選考委員の金田一秀穂氏は「いくつかある大切な項目をまとめるいい方が日本語にはあって、得意技とも言える。この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」と評している。

 社会現象を巻き起こした「鬼滅の刃」や「愛の不時着」、多くの人が楽しんだゲーム「あつ森」も選ばれた。

 現代用語の基礎知識編集長の大塚陽子氏は「つい使いたくなるような明るい言葉ばかりではなかったが、だからこそ会えない時間に相手を思う気持ちが伝わるドラマや映画タイトルの人気につながったのではないか。来年はさらに多様な価値観を受け入れられるような社会で新しい言葉が生まれることを願い、言葉の観察を続けたい」とのコメントを発表した。

 【以下、トップテン】

 ▽愛の不時着

 ▽あつ森(あつまれ どうぶつの森)

 ▽アベノマスク

 ▽アマビエ

 ▽オンライン○○

 ▽鬼滅の刃

 ▽GoToキャンペーン

 ▽3密

 ▽ソロキャンプ

 ▽フワちゃん

(五十音順)

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