「釣りキチ」出演の土屋太鳳 矢口高雄さんに感謝「あたたかく励ましてくださった」

 女優・土屋太鳳(25)が26日、インスタグラムを更新。自身が出演した実写版「釣りキチ三平」(09年公開)の原作者、漫画家の矢口高雄さん(享年81)を追悼した。

 映画が撮影されたのは08年。ゆりっぺ役を演じた土屋にとっては初めての漫画実写作品だった。

 当時は「なんせ演技初心者すぎて『アドリブ』という言葉の意味さえ知らなかった」という土屋。ゆりっぺ役は自分でいいのか、と不安でいっぱいだったが、矢口さん、三平一平役の故・渡瀬恒彦さんが「優しく見守ってくださったり励ましてくださった」という。

 「矢口高雄先生は公開初日の舞台挨拶で御一緒した時、『三平が須賀健太くん、ゆりっぺが太鳳ちゃん。このキャスティングを聞いた時、本当に嬉しかったんだよ。』とあたたかく励ましてくださいました。原作者の先生が実写作品を応援してくださって」と温かい言葉をかけてもらったことを明かし、「現場や初日までいらしてくださることがどんなにどんなに有り難いことなのか。あれから14年間(公開からは13年間)、ひしひしと実感しました」と感謝の思いをつづった。

 初日舞台あいさつから13年。矢口さんに会えたらお礼を言いたい、と思っていたというが、かなわなかった。土屋は「矢口先生、本当にありがとうございました。いつか心の中のゆりっぺと一緒に女優としても土屋太鳳としてもあの美しい秋田の川とまた会いたいと思います」と追悼の思いを込めた。

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